今回はバイトについて
コンビニバイト、
"レジ打ちと品出しの簡単なお仕事です"なんてタウンワークに嘘の情報を書くから、たまにとんでもない箱入り娘、息子が来る事がある。
大事に育てられてる感はあるんだが、読売新聞を"どくばいしんぶん"と読んでしまうくらい、かなりの"大物"達だ。
コンビニ店員に誰しも心からなりたくは無いとは思うんだが、ある程度の教養と家事の能力、社会の知識が無ければ安易に務まらない仕事であるのに。
ここ数年、20歳前のバイト戦士と接する事があるため、もっとしっかりしてくれやと思ってることをつらつら書こうと思う。
家事の面
保護者サイドから
これは各家庭の事情によるので よその家の事に首を突っ込まないで頂けませんか? という返答をもらうようならドロップキックをかますくらい、 自分の子を別の組織に属させるなら家庭とか関係あるかァ!!という気持ちで書く。
まずコンビニにはフライヤーを作らねばならないので調理場がある。
そこで箱入り娘、or息子たち
熱している油に蓋をしてしまう子や、
水をかけてしまう子、
シンクにアツアツのままの油を直接流してしまう子もいる。
私的には奇想天外だし、書いてるだけでヒヤヒヤした事を思い出すくらいの出来事なんだが、なぜそれがダメなのかからまず説明せねばならないこともある。
目を離した隙にそういう事件が起こるので、まずご家庭でというか今までの18年くらいの人生のどこかで学んできてほしいな。
その他に家事の面で
バイト終わりにめんつゆを買って帰るように頼まれたんですけど売り切れですね…と言われ、醤油とみりんでなんとかならんの? と言ったら目から鱗みたいな反応をされので
おそらくポン酢は何から出来てるか知らないと思う。この前お客さんに、料理酒が売り切れていたらどのお酒で対応出来るか聞かれた時に、味付けならコレ、臭みを取るならコレ!と的確にアドバイスしたわたしを今後一生崇め奉ってほしいと思った。
社会の面で言えば
例えば、我々小売店は社会の動きにそのまま直結しているので、新型コロナが流行ればマスクや消毒液が無くなったように
鳥インフルエンザが流行れば玉子は値上がりするし、環境問題が〜と取り沙汰されればレジ袋は3円になった。
常に社会の情報をどこかでキャッチしなければならない。
これらをバイト戦士へ業務連絡をする際の会話の中で へぇ〜世の中ではそんな事があったんですねぇというポカーンとした返答をもらった時は、なんとなくで生きるなと鉄拳を食らわせといた。
あと学校の勉強も必ず使う場面がくる。
宅急便の荷物の段ボール📦(←コレ)
縦横高さを測ります。と教えて
いざ荷物をメジャーで測ってもらおうとしてもどこか縦で横で高さか分からないと言われ、
面の部分
↑を測っていたのを見た時は気が狂ってレジのビニールカーテンをぶちぶちに引きちぎってしまいそうだった
2021年の現代でもっと楽に仕事しようぜって気持ちはあるんだけど、楽そうだから、という理由でコンビニバイトを選ぶタイプの人間は必ず痛い目に遭っているので
これからもウチに来たからには世間知らずをビシビシ現場で学ばせていこうと思います。
ミラクル☆ナイト