自分本位に泣き叫べる奴が苦手だ。
トラウマだ。
泣き叫ぶ奴のそばでその人を眺めながら
黙って立っているわたしを誰が肯定してくれる?
教えてくれ。
そんな姿に羨ましさを感じながら生きてはきたが
そんな19歳は通過してこなかったし
26歳になっても人前で
悲しさ、辛さを理由として
泣くことがたぶんできない。
自分だけ苦しんでることを吐き出せない。
周りに合わせて笑う自分と
その笑みと釣り合わない感情が交差して
毎日酒を飲んでも
酒に感情を流してもらうことも出来ず
誰にも相談もできない不器用な自分を
ただ押し殺し日々の生活に溶け込む
順応する
虚しさ切なさを抱えて
ただバンドマンではない部分では
もう一人の普通の自分を演じる
原動力は
腐らず頑張る自分が好きだっただけ。
応援より批判の方が身体に堪えるから
自分から話せない一人で塞ぎ込む明るい子には
わたしが必ず手を差し伸べてやる。
ミラクル☆ナイト
(今の話ではない)