空腹絶倒もんのブログ

ただのバンドマンの人間観察

裁判をしてやると言われた話②

 


やぁ。
初めてつつぎとか書いてみちゃった。お待たせしてすんません。

 

 

 

裁判をしてやると言われた話① - 空腹絶倒もんのブログ

👆こちらの続き

 

 

その日の夜、ウォルトからチャットが届いた。

 

電話番号を追跡してもらうとそのクレーマーは午前中に注文を受けたその人からだった事が判明した。

 

 

思い出してもらいたい電話の内容は「DiDiフードで注文したチキンが玄関前に乱雑に投げられている、どういうことだ」と、いうもの。ね。

 

 


玄関に投げられていたとお怒りだった商品はチキンではなくまさかのハムカツだった。

 

話が伝わらないのも納得である。

 

まぁそれよりどういう経緯だったかというと、


午前中に注文が入り、
ハムカツの袋だけウォルト側のドライバーさんが届け忘れて、

 

ここからは憶測だけど
ハムカツの袋を後から(夕方に?)玄関前に置きに行ったのでは…(恐)
と思われる。

 


みなさん、話についてこれてますか…

 


我々朝のスタッフはきちんと渡し漏れがないように、商品を読み上げて配達員さんにお渡ししてるので、それは防犯カメラにもちゃんと映ってたので全く非がない事はウォルト側からも明言してもらえましたが……。

 


まぁそりゃお客さん怒るよね。

実際に渡し漏れがあったんだし、
その商品が後から玄関前に置かれていたら…


どう置いたのかわからないけれど
配達員も商品持って謝りにいかなかったんじゃないかな。

 

 


とまぁ、事の経緯は理解出来たし、
次に電話が来たらウォルトに直接電話してくださいと言ってくれと言われたので、今回の事はまぁ許そう…

 

としたのだが、問題はここから

 

次の日もこのクレーマーからの脅しのような電話は続いた。

 

 


だが、うちは本当にウォルト側の対応にたいして何も出来ないし、本来、フードデリバリーのお客さんはフードデリバリー側だけが情報を持っているのでどこの誰かもわからない人にこれ以上解決の仕様がないのだ。

 

 

その間ずっと裁判をしてやる、と言われる。


クレーマーは相当ご乱心で、放送禁止用語の暴言を吐かれるし、とうとう電話口からこちらに出向いているような音が聞こえたので

警察を呼ぶ事態となった。

 

フードデリバリーの配達圏内はお店を中心に半径5キロ以内


どこの誰やねんほんまに怖いねん。

 


警察を呼んだ事を伝えたからか、電話主は現れなかったので被害はなかったが、

 

電話に時間取られて業務もめちゃくちゃだし、ウォルトに言ってくれ…と電話を切るたびに更にヒートアップして電話をかけ続けてくるので埒があかない


その間にこちらからもウォルトにヘルプのチャットを飛ばすが、バイトばかりだからか上の者に確認しますだけ返事が返ってきて全く使えな…どうしようもない。

 

とりあえず夜も遅くなってしまったので

その日は警察の方が先導してくれて一緒に家まで帰った。優しい。

 

 

〜次の日〜

 

 

ウォルトの最高責任者からチャットが届いていた。

 


まぁなんやかんやこちらに謝罪と、
そのお客さんには謝罪と例外として全額返金を行ったのち、暴言が見受けられたのでこちらからアカウントを停止しました


 

………はぁ?それいつ?

 

我々がこのクレーマーの対応を強いられてる中、アカウントを切られた事により、わたしらの店に苦情の電話がきたとのことなので完全にとばっちりを受けたのだ。

 


これだから外資系は…
電話かメールかわからんけど
相手が納得していないのに
淡々と謝罪して切ったんかもしれん。


だってそもそもこの人は
"うちの店の商品を「うちの店の」配達員が届け忘れた"くらい怪しい思考回路でうちにクレームを入れてきている。


もうそうじゃないと説明付かない。

 


そもそもアカウントを消すようなレベルのお客様なら先にその旨をこちらに伝え、どこの馬の骨かの情報提供をしろと伝えたので


今後の改善を望みますぜウォルトさん。

(現在クレーマーのアカウントの情報共有はありません)

 

 

マジで。最近のクレーム頭おかしいからこんなん自衛の仕様がないよ。

向こうはうちの店に来る事ができるけど、こちらはどこの誰かわからないけど確実にうちに恨みを持った人間がいる恐怖を持ってこれから毎日仕事せなあかんのや。


もし怒りで刃物とか持ってうちの店に来てたら…とか思うと本当に何もなくてよかったなだし、

 

マジで第3の企業を介入させる事はリスクにもなりかねんから、

使う側の認識のレベルが低いと大変な事件に巻き込まれる事が痛いくらい分かったのでこれからも気をつけていこうと思う。


いや、気をつけようがねぇ。

 

 

 

長い文章読んでくれてありがとうございます。


以上、夏の怖い話でした。

 


ラクル☆ナイト